专利摘要:
柔軟な液体貯蔵容器のための容器口であって、略筒形状のネック部と、容器口フィルムまたは容器口の溶着接合部で特徴付けられる横方向に延伸している一対の対面する略三角部とを含んでいる。発明の実施態様は、柔軟な液体貯蔵容器フィルムの一部であるフィルム容器口またはフィルム溶着接合部の少なくとも一部とほぼ一致する溶融温度を有した容器口材料の使用と、略平坦形状および/または穴や凹部などの陥没した起伏のある表面形状を備えた容器口の溶着接合部形状の使用、好適には容器口両側の集中部分(三角部の頂点)または容器口の溶着接合部を越えて容器内へと延びる容器口の溶着接合部の一部を形成するネック部にて、柔軟な付属物である少なくとも1つの応力の非局在化機能部の使用、および/または容器口のネック部と比べて柔軟性を備えた容器口の端部および/または容器口の溶着接合部の使用を含んでいる。
公开号:JP2011509897A
申请号:JP2010544355
申请日:2009-01-22
公开日:2011-03-31
发明作者:グルーバー,トーマス
申请人:カスケード デザイン,インク.;
IPC主号:B65D35-44
专利说明:

[0001] 背景
柔軟な液体貯蔵容器の分野、特に選択的に互いに接着された2枚の対面するフィルムパネルを含み、その間に閉鎖可能な容器口を組み込んだものでは、対面するフィルムパネルと容器口との間に確実で耐久性のある接着を提供することに注目が向けられている。フィルムと容器口との間の接着特性を増強するため、容器口内にリブ部、ランド部(特定の領域部)および/または溝などの表面特徴を含ませるなど様々な試みがなされている。考えられる問題に対処することを目的とするが、そのような方法は欠点が無いとはいえない。さらに構成部品すなわち容器口とフィルムに関わるパラメータについて、それらの化学的特性および最適化に関しては、ほとんど注意が払われていない。]
[0002] まず第一に、容器口の物理的特性に付随する事項では、従来技術の容器口のリブの形状は、一般的に溶着接合部に過剰な圧力をかけ、容器口のリブ上の隣接した材料に接着させる代わりに、移動された容器口にフィルム材料を接着させた。この材料が移動するために、この位置で残っているフィルムは大きく弱体化し、裂けることがあった。]
[0003] さらに、液体貯蔵容器がほぼ容器一杯に充填されているとき、従来の容器口は、容器口の角部(多くの場合、容器口の角部は、容器口の溶着接合部の2つの対面する側面が寄り合う位置であると見なされる)に応力集中をもたらす容器口形状を含んでいることが多かった。この固有の応力は容器が「落下試験」などの追加的な負荷にさらされたときに大きく増幅された。さらに特に硬質材料が選択された従来の容器口形状は、容器口の内側端部の周囲を被う箇所で高い応力の発生とフィルムの摩滅をもたらす。この結果、この領域でのフィルムの早期に発生する機能不全を招く可能性がある。]
[0004] 前述のように、柔軟な液体貯蔵容器のための従来の容器口は、これに溶着される熱による溶着または高周波(RF)による溶着を意図した対象フィルムの溶融温度と適合する溶融温度を有することが知られていないか、あるいは保有するように設計されてもいなかった。このため、そのような容器口と対象フィルムがそのような溶着の対象となったとき、所望の接着品質が必ずしも達成されなかった。一つの解決策は、過度の熱および/または過度の圧力を適用してこれらの不一致を克服することであったが、このような解決策は特に感受性が高いフィルムでは原料の性能特性を損ねる。ある場合によっては、高密度ポリエチレン(HDPE)などの容器口の基礎的な材料の溶融温度は、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)などのフィルム接着層の基礎材料よりも8℃高く、不十分な最終溶着結果となっていた。このため、そのような容器口に溶着されたフィルム材料から形成された柔軟な液体貯蔵容器はこの接合面にて接合不良な状態を発生させた。]
発明が解決しようとする課題

[0005] 発明の概要
本発明は容器口、特に、一般的に個人用の液体貯蔵容器として特徴付けられているもののような対面するフィルムパネルを含む柔軟な液体貯蔵容器の容器口の提供を意図しており、このような容器の製造および/または使用による応力や摩滅を最小化し、フィルムと容器口との間の溶着/接着強度を増強させる。様々な発明の実施態様は、特有の容器口の形状を開発することで容器のフィルムへの応力と摩滅を最小化し、材料の選択と容器口の表面特性を通じてフィルムと容器口との間の溶接/接着強度を増強させる。これらの詳細は以下の説明で開示されるであろう。]
課題を解決するための手段

[0006] 本発明による各容器口は、実質的に筒形状のネック部と、そこから横方向に延びる、容器口−フィルム接合部(以下では「容器口の溶着接合部」とも称する)を含む一対の対面する略三角部とを含んでいる。ネック部は長手方向に延びる軸を含んでいる。実施態様によっては、容器口の溶着接合部はネック部で1箇所以上存在することができる。]
[0007] 本特許の目的に照らして、ここで使用される 「領域」、「境界」、「一部」、「部(部分)」、「表面」、「区域」およびこれらの類義語、均等語および複数形は、説明されている物品および/またはプロセスに関する解説を目的としている。これらおよび類似語または均等語は、その用語が使用されている図面および/または内容から特に明らかである場合を除いては、言及された物品の構成要素の限定または定義を意図するものと判断されるべきではない。特にここで使用されている“溶着接合部”は複数の形を含み、その逆の場合もあり得る。実施の態様や請求項の発明を、ただ一つ選択されたものや使用方法だけに基づくいずれか1つの形態に限定して推定すべきではない。]
[0008] 本発明の容器口の実施の態様は、少なくともその容器口の溶着接合部にて柔軟な液体貯蔵容器フィルム(ここでは「フィルム溶着接合部」とも称する)の一部であるフィルムと容器口との接合部の少なくとも一部とほぼ一致している溶融温度を有する少なくとも1つの材料を含んでいる。フィルム/容器口の溶着接合部での両接合材料の溶融温度を好適には少なくとも5℃、さらに好適には2℃以内に接近させることで、溶着接合部での不都合な材料のずれを除去できる(実質的に均一の材料温度であると想定している)。溶着プロセス中に材料のずれを減少、好適には除去することによって、そうしなければ溶着接合部および/または溶着接合部付近のフィルム領域で発生するであろう溶着不全および/または材料破損が大幅に減少することが実験で証明されている。従って、フィルム溶着接合部は、常時ではないが一般的には溶着接合部のフィルムの内面であり、その素材は好適にはLLDPEであり、常時ではないが一般的には溶着接合部のフィルムの外面であり、好適にはLLDPEである容器口の溶着接合部の材料の溶融温度とほぼ一致する溶融温度を有する。フィルムと容器口の溶着接合部にLLDPEを含むこのような好適構成では、溶融温度条件を一致させるための便利な手段が提供される。]
[0009] 本発明のある実施態様によっては、予備溶着されたまたは露出された容器口および/またはフィルム溶着接合部の材料は、主要なまたは究極的な接着媒体ではない可能性がある。それらは接着プロセス中に除去または効果消滅できるものでよい(接着工程中に、フラッシュ処理(すばやい処理)あるいはフラックス化(流れ処理)される揮発性のコーティングの場合と同様)。しかしながら好適な実施態様では、予備接着された容器口および/またはフィルム溶着接合部は、熱および/または高周波(RF)エネルギーの利用を含む接着または溶着プロセス中に適切な接着を形成するほぼ一致した溶融温度材料を備えている。このように、溶着材料の選択は容器口および/またはフィルム外面あるいは露出された表面の材料に制約されず、接着作業の間に露出される機能的な材料(表面)に制約される。]
[0010] 本発明の容器口の実施態様は、改良された容器口の溶着接合部の表面と断面特性、および形状も提供する。表面の特徴は実質的に平坦および/または滑らかな表面を備えており、溶着の間に均一および/または従来技術と比べて低い材料圧縮圧力を提供する。容器口の溶着接合部の隣接部分の断面厚の差を最小化させること、例えば容器口の溶着接合部の少なくとも1つの実質的な部分に存在する線状の隆起部分、ランド部、突起または類似する凸形の起伏形状を実質的になくすことで、フィルム溶着接合部材料のずれ/突出が大幅に減少される。この結果、接着工程の間およびその後におけるフィルム溶着接合部およびその付近でのフィルムの厚さと一体性とを維持することができる。]
[0011] 上述した種類の実施態様によっては、容器口の溶着接合部の表面によって形成された穴または凹部などの陥没した起伏のある表面形状も含むことができる。凸状の起伏のある表面形状とは反対に、凹部や穴などの陥没した起伏のある表面形状は、接着中にフィルムと容器口の溶着接合部との間に閉じ込められた空気を好適に放出させるか、または所望の溶着に悪影響を及ぼさないため、フィルム・容器口接着性を向上させる。さらにこのような表面形状はずれたフィルム/容器口材料も受け容れることができ、これらの間の接着性をさらに向上させる。]
[0012] 前述の説明に関して、専門家であれば、ランド部および溝からなる溶着接合部を有する容器口は、ほぼ平坦な表面(凸状の起伏のある形状を有さない)を含むが直線状に陥没した起伏部を含む陥没した起伏のある形状もまた定義される溶着接合部とは等しくはないことを理解するであろう。前述の例では、本明細書においてはランド部の頂部は 本発明が意味する「表面」を提供しない。ここで使用する「表面」とは材料の名目上の表面を意味している。さらに様々な発明の実施態様の陥没した表面形状は、容器口の溶着接合部の断面の厚さによって一般的に制限され、突出した起伏のある特徴はそのような等価な制限を有さない。]
[0013] 前述の説明に加えて、本発明の容器口の実施態様は、少なくとも1つの応力の非局在化(応力分散)のために機能する部分(応力の非局在化機能部:SDF)を備えることができる。このことは、本発明による容器口が容器口の溶着接合部にて対面するフィルムパネルを有する柔軟な液体貯蔵容器に利用されるときに特に有用である。前述のように、容器口の溶着接合部での液体貯蔵容器パネルのずれは、溶着接合部の自由端(周縁部)に沿って応力の局在化(応力集中)を招く。この応力局在化は多くの場合、容器口/パネル溶着接合部での溶着/接着不完全化の先行現象である。少なくとも1つのSDFを備えることで、そうしなければ溶着接合部に向けられる応力が(容器口とパネル両方の)広範な領域に分散することで溶着接合部での不完全化の可能性が減少する。]
[0014] SDFの一形態として、好適には、容器口の両側の収束部(三角部の頂点)において、または容器口の溶着接合部を越えて液体貯蔵容器内へと延びる容器口の溶着接合部の一部を形成するネック部において、柔軟な付属物を備えることができる。これらの柔軟な付属物は、対面するフィルムパネルの多様な屈曲によって発生するパネルから容器口への「剥離」力もまたSDFに付与されることで、パネルに付与される力を減少させるように容器口の溶着接合部に機能的に可動であるように(ヒンジ(蝶番)のように動作するように)装着されている。このようにして、SDFの形状によって、容器口とパネルとの間の溶着に関しては、せん断応力が優勢になり剥離応力が弱まる。残った剥離応力は一般的に容器口自体に向けられ、これはフィルムよりもかなり強力である。]
[0015] 好適には、いくつかの発明の実施態様におけるSDFは、一定の長手方向の形状を有さず、直線状の端部も必要としない。好適には曲線状の端部を含んだ先細の形状(テーパ付けされた形状)が、それがない場合に容器口の溶着接合部に向けられるであろう力を最も効果的に非局在化させると考えられる。]
発明の効果

[0016] 従来技術は、一般的に剛体である本体を有する容器口に大きく依存している。これはキャップが嵌められる容器口ネック部では望ましいが、そこに接着されると柔軟なフィルムパネルの応力の局在化と磨耗とを招く。従って、本発明の選択された実施態様は、容器口のネック部と比べて柔軟な容器口の端部および/または容器口の溶着接合部分を含んでいる。このような配置は、容器口の溶着接合部周辺での応力の局在化とは対照的に、容器口部分がフィルムパネルの曲げに対応して曲げられることで、この領域でのフィルムパネルの応力と磨耗を大幅に減少させる。この柔軟な特性もまたSDFの一形態である。]
図面の簡単な説明

[0017] 図1は、柔軟な液体貯蔵容器に溶着された本発明の第1実施例の斜視図である。
図2は、別な溶着接合部処理を有する本発明の第1実施例の側面図であり、左側が複数の陥没した起伏形状の要素を含んだ容器口の溶着接合部を、右側が複数の穴部を含んだ容器口の溶着接合部を示している。
図3Aは、実質的に図2の3A‐3A線に沿った断面図である。
図3Bは、実質的に図2の3B‐3B線に沿った断面図である。
図4は第1実施例の端部の正面図を示している。
図5は本発明の第2実施例の斜視図である。
図6は第2実施例の側面図である。
図7は第2実施例の端部の正面図を示している。
図8は第2実施例の底面図である。] 図1 図2 図4 図5 図6 図7 図8
実施例

[0018] 発明の実施態様の説明
序文:数々の図面において数値の付された引き出し線は、以下に説明する構造物、対象物に関連する場合には、そのような物体の説明に関する構造物、対象物を例示的に特定および関連させることを意図している。特に説明されていたり、用語が使用されている図面や内容から明らかでない限り、対象物体の境界の制限や定義を意図せず、またそのように解釈されるべきでない。特に説明されていたり、用語が使用されている図面や内容から明らかでない限り、全ての用語や図面はここに開示されている内容に一致する一般的な商業的および/科学的意味として提供されていると理解すべきである。]
[0019] いくつかの図面に於いて、数値の付されたいくつかの部分、特に図1から図4は本発明の第1実施例を示す。容器口10は、その外面24上に外側のネジ山部26を有するネック部20を含んでいる。ネック部20は、容器口の溶着接合部30の一部を含む部分28をさらに含んでいる。] 図1 図4
[0020] 容器口の溶着接合部30は、一般的に、それぞれが容器口の溶着接合部表面34aと34bを有する延伸部32aと32bを含んでいる。これらの表面は、ネック部の部分28と共に、液体貯蔵容器80の対面するフィルムパネル82aと82bに接着または溶着されている表面全体を形成している。延伸部32(32a、32b)はそれぞれ周辺端部36と収束端部38をさらに含んでいる。周辺端部36と容器口の溶着接合部30の隣接する部分は、互いに相対的に収束してきたり広がったり(発散、分岐したり)する点で幾分柔軟性を有する。これは支持要素またはそのような動作を規制する構造的な要素を含んでいないためである。このネック部20に対する柔軟性は、例えばフィルム溶着接合部90でのフィルムパネル82aと82bへの応力や磨耗を減少させるための一手段を提供し、よって応力の非局在化機能部すなわちSDFの一形態を提供している。]
[0021] 容器口の溶着接合部表面34aと34bに関して、図3Aと図3Bはこれらの表面で存在するいくつかの形態を例示している。平坦な表面に加えて、容器口の溶着接合部の表面34aと34bは、複数の凹部42または穴部44などの陥没した形状40もまた含むことができる。これらの陥没した起伏のある形状は、溶着/接着工程中に、容器80の対面するフィルムパネル82aと82bと容器口の溶着接合部表面34aと34bとの間に閉じ込められたガスの影響を好適に軽減するための手段を提供し、および/またはこれらの工程によって生じる材料の位置ずれ(移動)のための場所(あそび)を提供する。]
[0022] 図1から図4に示す実施例は、延伸本体部52を備えた柔軟な付属物50を備えている。柔軟な付属物50の延伸本体部52は、ヒンジ要素(部材と部材との継ぎ目要素)54を介して延伸部32にリンクされており、曲線周辺部56をさらに含んでいる。容器80の対面するフィルムパネル82aと82bは、付属物50に接着されることが可能であるが、接着されていなくともよい。いずれの場合においても、容器80内の静水圧が対面するフィルムパネル82aと82bを広げると、延伸本体部52がヒンジ要素54の周囲で回動して両パネルとの接触を維持するであろう。その結果、そうでなければパネル単独に向けられたであろう周辺端部36での剥離力の局在化を引き起こす分離力は、柔軟な付属物50に部分的に分散され、同様にそうでなければ作用を受けなかったであろう対面するフィルムパネル82aと82bの一部に対して圧縮的に作用する。このように柔軟な付属物50はSDFとして機能する。] 図1 図4
[0023] 図5から図8は、柔軟な付属物50’がネック部20の部分28に近接していること以外は第1実施例と実質的に類似する本発明の第2実施例を示している。柔軟な付属物50または50’はSDFとして機能するように意図されているため、それから得られる最大の利益は、これら付属物が、他の部分よりも柔軟性の乏しい容器口の溶着接合部30の部分に、またはこれに隣接して配置されていることで達成される。多くの場合、容器口の溶着接合部の最も柔軟性の乏しい部分は収束端部38またはネック部の部分28に存在する。この第2実施例では、柔軟な付属物50’はネック部の部分28に、またはそれに隣接して配置されている(第1実施例では、柔軟な付属物50は収束端部38に、またはこれに隣接して配置されていた)。破裂試験のデータは、第2実施例では第1実施例と類似する応力の非局在化が生じていることを証明している。他の多くの点ではこれら2つの実施例は類似している。] 図5 図8
权利要求:

請求項1
柔軟な液体貯蔵容器のための容器口であって、前記液体貯蔵容器は、内面と、外面と、知られた溶融温度TFを有する材料で構成された少なくとも1箇所のフィルム溶着接合部とを有する少なくとも1種のフィルム材料を備えており、前記容器口は、実質的に筒形状のネック部と、前記ネック部から延伸しており、知られた溶融温度TSを有する材料で構成された少なくとも1つの容器口の溶着接合部とを備えており、TSとTFとの差は±5℃以内であることを特徴とする柔軟な液体貯蔵容器のための容器口。
請求項2
TSとTFとの差は±2℃以内であることを特徴とする請求項1記載の容器口。
請求項3
少なくとも1つの前記容器口の溶着接合部の材料は、少なくとも1種の前記フィルム溶着接合部材料と同じ種類の材料であることを特徴とする請求項1記載の容器口。
請求項4
少なくとも1種の前記フィルム溶着接合部の材料は、前記フィルム材料の前記内面の一部からなることを特徴とする請求項1記載の容器口。
請求項5
少なくとも1つの前記フィルム溶着接合部の材料は前記フィルムの前記内面と前記外面との間に存在することを特徴とする請求項1記載の容器口。
請求項6
前記容器口の前記溶着接合部材料と前記フィルム溶着接合部材料とは、直鎖低密度ポリエチレンを含んでいることを特徴とする請求項3記載の容器口。
請求項7
柔軟な液体貯蔵容器のための容器口であって、前記液体貯蔵容器は、内面と、外面と、少なくとも1箇所のフィルム溶着接合部とを有する少なくとも1枚のフィルム材料を備えており、前記容器口は、実質的に筒形状のネック部と、前記ネック部から延伸しており、露出された表面を有する少なくとも1箇所の容器口の溶着接合部とを備えており、前記露出された表面の少なくとも一部の大きな部分が平坦であることを特徴とする柔軟な液体貯蔵容器のための容器口。
請求項8
前記露出された表面の少なくとも一部の大きな部分は、複数の穴部を有することを更なる特徴とする請求項7記載の容器口。
請求項9
前記露出された表面の少なくとも一部の大きな部分は、複数の陥没した起伏のある表面形状を有することを更なる特徴とする請求項7記載の容器口。
請求項10
前記露出された表面の少なくとも一部の大きな部分は、複数の穴部と複数の陥没した起伏のある表面形状とを有することを更なる特徴とする請求項7記載の容器口。
請求項11
柔軟な液体貯蔵容器のための容器口であって、前記液体貯蔵容器は、内面と、外面と、少なくとも1箇所のフィルム溶着接合部とを有する少なくとも1枚のフィルム材料を備えており、本容器口は、実質的に筒形状のネック部と、前記ネック部から延伸しており、少なくとも1つの応力の非局在化機能部を有する少なくとも1箇所の容器口の溶着接合部とを備えていることを特徴とする柔軟な液体貯蔵容器のための容器口。
請求項12
少なくとも1つの前記応力の非局在化機能部は、前記ネック部と比較して柔軟性を有する周辺端部を含んでいることを特徴とする請求項11記載の容器口。
請求項13
少なくとも1つの前記応力の非局在化機能部は、少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部から長手方向に延伸している少なくとも1つの柔軟な付属物を含んでいることを特徴とする請求項11記載の容器口。
請求項14
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部の頂部に存在するか、またはこれに隣接して存在していることを特徴とする請求項13記載の容器口。
請求項15
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部のネック部に存在するか、またはこれに隣接して存在することを特徴とする請求項13記載の容器口。
請求項16
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、曲線状の周辺端部を含んでいることを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に記載の容器口。
請求項17
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、不規則な長手方向の形状を含んでいることを特徴とする請求項13から16のいずれか一項に記載の容器口。
請求項18
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、前記容器の少なくとも1種のフィルム材料の少なくとも一部に少なくとも部分的に機械的に結合できることを特徴とする請求項13から17のいずれか一項に記載の容器口。
請求項19
前記容器口は、4つの柔軟な付属物を備えていることを特徴とする請求項13から18のいずれか一項に記載の容器口。
請求項20
前記少なくとも1つの応力の非局在化機能部は、前記ネック部と比較して柔軟な周辺端部と、少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部から長手方向に延伸する少なくとも1つの柔軟な付属物とを含んでいることを特徴とする請求項11記載の容器口。
請求項21
柔軟な液体貯蔵容器のための容器口であって、前記液体貯蔵容器は、内面と、外面と、知られた溶融温度TFを有する材料で構成された少なくとも一箇所のフィルム溶着接合部と、を備えた少なくとも1種のフィルム材料を含んでおり、前記容器口は、長手方向で一致する軸を有する実質的に筒形状のネック部と、前記ネック部から延伸しており、知られた溶融温度TSを有する材料で構成された少なくとも1箇所の容器口の溶着接合部とを備えていることを特徴とする柔軟な液体貯蔵容器のための容器口。
請求項22
TSとTFとの間の差は±5℃以内であることを特徴とする請求項21記載の容器口。
請求項23
TSとTFとの間の差は±2℃以内であることを特徴とする請求項21記載の容器口。
請求項24
少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部材料は、少なくとも1種の前記フィルム溶着接合部材料と同種類の材料であることを特徴とする請求項21記載の容器口。
請求項25
少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部は、少なくとも1つの応力の非局在化機能部を備えていることを特徴とする請求項21記載の容器口。
請求項26
少なくとも1つの前記応力の非局在化機能部は、前記ネック部と比較して柔軟性を備えた周辺端部を備えていることを特徴とする請求項25記載の容器口。
請求項27
少なくとも1つの前記応力の非局在化機能部は、少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部から長手方向に延伸する少なくとも1つの柔軟な付属物を含んでいることを特徴とする請求項25記載の容器口。
請求項28
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部の頂部に存在するか、またはこれに隣接して存在することを特徴とする請求項27記載の容器口。
請求項29
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部のネック部に存在するか、またはこれに隣接して存在することを特徴とする請求項27記載の容器口。
請求項30
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、曲線状の周辺端部を含んでいることを特徴とする請求項27から29のいずれか一項に記載の容器口。
請求項31
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、不規則な長手方向の形状を含んでいることを特徴とする請求項27から30のいずれか一項に記載の容器口。
請求項32
少なくとも1つの前記柔軟な付属物は、容器の少なくとも1種の前記フィルム材料の少なくとも一部に、少なくとも部分的に機械的に結合できることを特徴とする請求項27から31のいずれか一項に記載の容器口。
請求項33
前記容器口は4つの柔軟な付属物を含んでいることを特徴とする請求項27から32のいずれか一項に記載の容器口。
請求項34
少なくとも1つの前記応力の非局在化機能部は、前記ネック部と比較して柔軟性を備えた周辺端部と、少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部から長手方向に延伸する少なくとも1つの柔軟な付属物とを含んでいることを特徴とする請求項25記載の容器口。
請求項35
少なくとも1箇所の前記容器口の溶着接合部は、露出された表面を備えており、前記露出された表面の少なくとも一部の大きな部分は平坦であることを特徴とする請求項21記載の容器口。
請求項36
前記露出された表面の少なくとも一部の大きな部分は、複数の穴部を有することを更なる特徴とする請求項35記載の容器口。
請求項37
前記露出された表面の少なくとも一部の大きな部分は、複数の複数の陥没した起伏のある表面形状を有することを更なる特徴とする請求項35記載の容器口。
請求項38
前記露出された表面の少なくとも一部の大きな部分は、複数の穴部と複数の陥没した起伏のある表面形状とを有することを更なる特徴とする請求項35記載の容器口。
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